chromebookは、WindowsやMacに次いで「第3のOS(PC)」として人気が出ています。
操作はWindowsとかなり似ていますが、もちろん完全に同じわけではありません。独自の使い方もあります。
そこでこの記事では、chromebookの使い方を解説します。知りたい使い方は、目次から選んでください。
chromebookの基本的な使い方
「Deleteキー」のように文字を消す方法
Windowsではおなじみの「Deleteキー」。選択箇所の1文字うしろが消される機能です。
しかしchromebookには、いわゆる「BackSpaceキー」である「←キー」しか存在しません。「Deleteキー」は存在しません。
そこでchromebookで「選択箇所の1文字うしろを消す」場合には、こちら。
「虫眼鏡キー」+「←キー」
スクリーンショット(画面キャプチャ)の撮り方
スクリーンショットには、「全画面」と「画面の一部」の2つの方法があります。
①全画面のスクリーンショットを撮る
「ctrlキー」+「ウィンドウを表示キー」
キーを押すと撮影完了し、右下に小さく撮影画像が表示されます。データはダウンロードフォルダに保存されます。
②画面の一部のスクリーンショットを撮る
「ctrlキー」+「↑(シフト)キー」+「ウィンドウを表示キー」
すると画面全体がうす暗くなるので、マウスかトラックパッドで範囲を指定すると、その部分のスクリーンショットが撮れます。
Caps Lockのオン・オフを切り替える
chromebookには「Caps Lockキー」がないため、こちらもショートカットで行います。
「虫眼鏡キー」+「Altキー」
一度押すとオン、もう一度押すとオフと切り替えられます。
google日本語入力に「ユーザー辞書データ」をインポートする方法
Windowsなどで「Google日本語入力」を使っていて、「ユーザー辞書データ」を作成している場合。そのデータをchromebookにもってきましょう。
まずはWindowsなどの「Google日本語入力」で、辞書データをエクスポートします。そのデータをUSBメモリやオンラインなどで、chromebook側にコピーしてください。
次にchromebook側です。
設定→詳細設定→言語と入力→言語と入力→入力方法の「日本語入力」の右側の矢印をクリック。
日本語入力の設定の画面がひらくので、「ユーザー辞書の管理…」をクリック。
「ユーザー辞書」画面がひらくので、左上の「新規辞書」欄に名前を入力(すでに辞書が作られているときは不要)。
その画面の下にある「インポート」をクリックして、Windowsから持ってきたデータをクリックして「開く」をクリック。するとデータがインポートされるので、「完了」をクリックして終了。
chromebookのスペックを確認する方法(システム診断データ)
chromebookのスペックを確認したいときは、chromeのアドレスバーにこちらを入力します。
chrome://system
そしてenterボタンを押すと、「システムについて システム診断データ」が立ち上がり、chromebookのスペックを見ることができます。
タッチパッドの使い方
ブラウザで前のページにもどる(2本の指で左にスワイプ)
設定→タッチパッド→逆スクロールをオンにしていると、逆向きになります。
ブラウザで次のページにすすむ(2本の指で右にスワイプ)
設定→タッチパッド→逆スクロールをオンにしていると、逆向きになります。
画面を上下にスクロールさせる(2本の指で上下にスワイプ)
役立つショートカット集
chromeのタブを切り替える(Ctrl + Tab)
いくつもウェブサイトを開いているとき、となりのタブに切り替えることができます。
「Ctrlキー」+「Tabキー」
表示させたい画面になるまで、「Ctrlキー」を押したまま「Tabキー」をくり返し押します。
ウィンドウを切り替える(Alt+Tab)
chromeとファイル、設定などいくつもウィンドウを開いている場合、切り替えることができます。
「Altキー」+「Tabキー」
表示させたいウィンドウになるまで、「Altキー」を押したまま「Tabキー」をくり返し押します。
ショートカットを知りたいときに一覧を表示させる(Ctrl + Alt+/)
chromebookはキーボードショートカットが多いため、覚えることが大変。そんなときは、こちらのショートカット一覧を表示させましょう。
まずはこのショートカットを覚えておきましょう。
「Ctrlキー」+「Altキー」+「/ キー」
タスクマネージャーを表示する(虫眼鏡+esc)
chromebookにもタスクマネージャーはあります。ショートカットで表示させてみましょう。
「検索(虫眼鏡)キー」+「escキー」
chromebookで「故障?」と思ったときの対応
文字が入力できない
文字が入力できない場合は、「かな↔英数」キーを押してください。
僕のchromebookだと、立ち上げ後、最初の文字入力は毎回こちらをする必要があります。
Googleドキュメントで日本語入力ができない
Googleドキュメントで「日本語入力」になっているはずなのに、日本語入力ができない場合は、画面内でダブルクリックをしてみてください。
するとドキュメント内の右端に「+マーク」(コメントを追加)が表示されて、日本語入力ができるようになります。
これはchromebookでなく、WindowsやMacでも「文字カウント」をしたあとに発生します。そのときもダブルクリックで解決しますよ。
icloudのログイン時「確認コードが正しくありません」が出る
icloudのログイン時、6桁のコード入力を行います。ここで、まちがいなく正しいコードを入力しているのに「確認コードが正しくありません」が出る場合。
原因は「日本語入力」になっているからかもしれません。「かな↔英数」キーを1回押して「英数」にして、もう一度入力してみてください。
chromebookのおすすめ最新機種
記事の最後に、chromebookのおすすめ最新機種をご紹介します。
HP Chromebook 14a
まずはhpの14a。僕もつかっているタイプで、価格も安い一番のおすすめモデルです。
画面は14インチで大きくて見やすく、もちろんフルHD対応。さらにタッチスクリーン式ですので、アプリを使うときに便利です。
HP Chromebook x360 14c
前項でご紹介した14aの上位機種。ディスプレイが 360 度回転するため、タブレットとしても利用可能です。別売りのUSIアクティブペンを使えば、画面への書き込みもスムーズに行なえますよ。
さらにデンマークのオーディオメーカー「 BANG & OLUFSEN 」と共同開発したサウンドシステムを搭載。動画コンテンツでの高音質な音声を楽しめます。